みなさん、「ダーウィン事変」と言うマンガをご存知でしょうか？
ダーウィンは生物の進化に関して研究した生物学者として有名ですよね！
「ダーウィン事変」は人間とチンパンジーの交雑種として生まれた新たな種「ヒューマンジー」が主人公の物語です！（ダーウィンは出てきません、、、！）
「このマンガがすごい！2022 」で大賞（１位）に選ばれており、面白さに拍が付いている「ダーウィン事変」。
この記事は下記のような方におすすめです
■「ダーウィン事変」のあらすじを知りたい方
■「銀の匙」や「チ。−地球の運動について−」が好きな方
今回はそんな「ダーウィン事変」の面白いポイントや感想をまとめています。
単行本の購入を検討している方やどんな話か気になる方は参考にしてください！
動物虐待反対ニャー！
ニャーたちをもっと大切にすべきニャ！
確かに動物に意地悪することはよくないわね！
でも、そんなに動物にとって生きにくい環境かしら？
「ダーウィン事変」ってどんなマンガ
「ダーウィン事変」は「月刊アフタヌーン」（講談社）にて連載されている差別やテロをテーマにしたヒューマンドラマ漫画です。
主人公は半分人間で半分チンパンジーの「ヒューマンジー」です。
そんな「ヒューマンジー」であるチャーリーが人間の学校に通ったり、動物愛護を掲げるテロにたち
かったりする物語となっており、動物と人間の関係について考えさせられる作品です。
一般の人間以上の知能を持っているチャーリーのセリフが本質を突いており読み応えがあります。
内容の濃い物語なので、時間があるときにゆっくり読むことをおすすめします！
チンパンジーが主人公なのね！
学校にチャーリーがいたら楽しそうね！
チャーリーは人間と同じように意思を持っているニャ！
動物のように扱うのは厳禁ニャ！
「ダーウィン事変」のあらすじ
テロ組織「動物解放同盟（ALA）」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠しているメスのチンパンジーが保護された。
彼女から生まれたのは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。
チャーリーは人間の両親のもとで15年育てられ、高校に入学することに。
そこでチャーリーは、頭脳明晰だが「陰キャ」と揶揄されるルーシーと出会う。
「テロ」「炎上」「差別」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに向き合うヒューマン＆ノン・ヒューマンドラマ。
引用 ebookjapanのあらすじより
「ダーウィン事変」はヴィーガン（人間は動物の搾取なしで生きるべきとする主義）が起こすテロに、「ヒューマンジー」であるチャーリーが巻き込まれていく物語です。
「ヒューマンジー」のチャーリーはチンパンジー以上の身体能力と人間以上の知能を持っています。
そんな人間より深い考え方のできるチャーリーが語る人間差別に対する意見は、人間にとっては怖い思想ではありますが納得することが多く考えさせられます。
好奇心が強く、「学ぶこと」は面白いと思う方はebookjapanで試し読みをしましょう！
「ダーウィン事変」が最高に面白いポイント
ここからは「ダーウィン事変」が最高に面白いポイントを見ていきましょう！
動物や人間に関する考えが深い
この作品のセリフは本当に考えさせられることが多いです。
特にチャーリーの「ヒューマンジー」という人間ではない視点から語られるセリフは毎度深く考えさせられます。
例えば、皆さんが子供に対する虐待をどう思いますか？？
きっとダメに決まってる！と思うかと思います。
では、ペットの犬に対してはどうでしょうか？
きっと「かわいそうだからダメに決まっている！」と思うのではないでしょうか？
しかし、人間は虐待と思われても仕方ない環境下で育てた牛を食べたり、薬の検査のためにネズミを犠牲にしたりします。
この牛やネズミ、ペットの犬、人間の子供に明確な線引きはなく、グラデーションなのではないでしょうか？
人も動物もひとくくりの種族なのではなく、それぞれが特別なONLY ONEなんだと深く考えさせられる漫画です。
このマンガは見た後には集中力を使いすぎて、どっと疲れるかと思います。
ですが、考えが深く面白い作品に出会えて最高！と思えること間違いなしです！
確かにどこからが虐待かと言われたら線引きが難しそうね！
私も意識せず誰かにとっての虐待をしていたかも、、
そうニャ！
ニャーたちの意見ももっと聞くニャ！
様々な考え方にぶつかり合い
2つ目の面白いポイントは様々な主義主張がぶつかり合う点です。
例えば、同じヴィーガン主義といえども様々であり一括りにはできません。
人間を殺してでも全世界の人がヴィーガンとなるべきと主張する者、お肉を食べないもののヴィーガ
主義以外の人も尊重する者、毎週月曜日のみお肉を食べない者。
それぞれの主義や考え方があり、その人の考え方はヴィーガンと一括りに理解できるものではなく、一人ひとりの考えなんだと気づかされます。
社会情勢や海外の人の考え方の勉強になる
この物語はアメリカの田舎が舞台の物語です。
扱っているテーマは、人種差別、宗教、ネットの炎上、テロ、動物愛護、裁判や法律などなど、、、
日本で普通に暮らしている場合は身近に感じにくいテーマも多いのではないでしょうか？
そのようなテーマを漫画を通して、わかりやすく面白く触れることができるので、とっても勉強になります。
留学を考えている方や海外旅行に行く予定がある方は文化を知るという視点でもこのマンガを読んでみることをおすすめします！
日本では味わえない感覚ね！
早速マンガを読んで勉強したいわ
「ダーウィン事変」がおすすめな人
「銀の匙」や「チ。−地球の運動について−」が好きな方
この作品は、漫画を読んでいく中で学びを得られる作品です。
読んでいく過程で人種や動物愛護など様々な考え方を学ぶことができます！
共感するしないはそれぞれかと思いますが、思想を学ぶことでニュースなどの理解もはかどるかもしれません！
ヴィーガン主義の友達や同僚がいる方
「ダーウィン事変」はヴィーガン主義の友達や同僚がいる方にもおすすめです！
ヴィーガンの人の考え方のひとつを知れると思うので是非読んでみてください。
まずは3巻まで読もう！
「ダーウィン事変」は社会問題がテーマのヒューマンドラマが魅力のマンガです
まずは3巻まで読んでみましょう！
全巻買う前にお得に3巻まで読むことをおすすめするニャ～
3巻までの値段は下記でまとめています
「ダーウィン事変」を楽しむ場合はebookJapanがおすすめです
上記は初回限定のクーポンキャンペーンを適用した値段です！クーポンキャンペーンは終了する可能性があるので「ダーウィン事変」を楽しむなら今がおすすめです！
電子書籍で迷ている方はこちらの記事もご覧ください！
ダーウィン事変好きにおすすめの漫画 TOP3
第1位 トリリオンゲーム
＜面白いポイント＞
■起業家の行動力に胸が熱くなる
■嘘とはったりで積み上げていく勝利が見ていて気持ちいい
■起業のことが学べる
第2位 宇宙兄弟
＜面白いポイント＞
■宇宙飛行士になった弟の背中を追う兄の物語
■宇宙を夢見るロマンが詰まってる！男なら誰でも好きになる
■技術職の熱量が伝わってくる
第3位 BLUE GIANT SUPREME
＜面白いポイント＞
■田舎からジャズをやるために東京に出てきた青年の物語
■青春を音楽にかける情熱が詰まっている！スポーツ漫画より熱い
■ひたすら夢に向かって、自分の想いに向かってひた走っていく物語
「ダーウィン事変」のキャラクター紹介
「ヒューマンジー」のチャーリー
人間とチンパンジーの遺伝子を交雑して生まれた「ヒューマンジー」。
人間以上の知能とチンパンジー以上の運動能力の両方を持っている。
育ての親はヴィーガン主義の人間で、その影響でヴィーガン主義を貫いている。
当初「ヒューマンジー」の存在は世間では愛らしいキャラクターとして認知されていた。
しかし、動物解放同盟のテロ事件が起こったことをきっかけに、学校中から距離を置かれるようになってしまう。
表情の動きが少なく何を考えているか分かりにくいため不気味と思われることが多いが、実際は目の前に痛みを抱えている人間や動物を放っておけず手助けするような性格の持ち主。
人間以上の知能に、動物の身体能力！
まさか、わしとキャラが被っているだと、、
確かに、動物の見た目なのにしゃべれるという点では同じね！
チャーリーの友達ルーシー
チャーリーと同じ学校に通っている友達の女性。
学校での立場は陰キャ（ナード）で友達は少ない。
木から落ちそうになったところをチャーリーに助けられ話しかける。
話している内に人間以外の動物（チャーリー）がどのような感覚で物を見て、何を感じているのかに興味を持つようになった。
ヴィーガン主義ではなかったが、チャーリーの家族と話したことで食事を一部ヴィーガンに切り替えている。
母親はチャーリーと一緒にいることを良く思っていないが、チャーリーのことを友達だと思っており仲良くしている。
私と同じぼっちなのね！
共感できそう！
自らマジョリティーになることをやめている芯の強い女性ニャ
育ての父バートと母ハンナ
チャーリーの育ての親。
父バートはチンパンジー研究の権威でヒューマンジーを引き取り養育している。
母ハンナは腕利きの弁護士で、昔チャーリーが起こしてしまった傷害事件を和解して解決してる。
両親ともにヴィーガン主義。
ただし、ヴィーガン主義を他人に押し付けようとはしておらず、柔軟な生き方を進めている。
テロの主導者マックス
動物解放同盟のリーダーでありテロの主導者。
非常に切れ者で、目的のためであれば子供や仲間の命もためらいなく殺める。
ヴィーガンの思想を全世界に広げるべく、広告塔となる「ヒューマンジー」のチャーリーを動物解放同盟へと引き入れようとしている。
動物愛護賛成ニャ！
ニャーたちをもっと敬ってほしいニャ～
でも、やりすぎは良くないわ
警察官フィル
チャーリーの住んでいるミズーリ州の警察官。
動物解放同盟とヒューマンジーであるチャーリーとの間に関係があるのではないかと決めつけ尾行している。
同僚がチャーリーに関する事件により退職したという過去があり、チャーリーに対して嫌悪感を持っている。
まとめ
以上、「ダーウィン事変」は差別やテロ、ネット社会について考えさせられるヒューマンドラマ漫画です！
「次くるマンガ大賞2022」にも選ばれており、期待値も高い最高に面白いマンガ！
今後の展開が気になりますね！
マンガを読みたい方は是非読んでみると良いでしょう！
名作といえること間違いなしの面白さです。
マンガを読んでもっとニャーたちの意見にも耳を傾けてほしいニャ！
そういえば、マンガ猫は何を訴えたいの？？
マタタビに魚一年分、金銀財宝とメス猫ニャ！
後半から強欲！
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