<ファシリテーションが上手くできなくて、会議がまとまらない>
<会議で緊張して話すことができない>
という悩みをよく耳にします!
会議が上手くまとまらずに、結局何のための時間だったのかわからない!という方も多いかと思います!
そこで今回は、
ファシリテーションを劇的にうまくするコツを9つ紹介します。
ポイントを押さえるだけで誰でも簡単に「議論がわかりやすい、みんなが発言している」場を作ることができると思います!
ファシリテーションの参考書籍
この記事は上記の書籍を参考に書いています。
著者の平石さんはAbemaプライムなどの人気ニュース番組のファシリテーターを務める方です!
ひろゆきさんや政治家など毎回違うゲストをまとめる名アナウンサーです。
詳しく読みたい方は下記のリンクで購入しましょう!
ここからは、3テーマに分けて9つのコツを紹介するニャ~
01.準備力
【ファシリテーションの”準備”で必要な3つのポイント】
■ロビイングで参加者の気持ちをつかむ
■自分なりの仮説を用意する
■正直にわかりませんと言う
ロビイングで参加者の気持ちをつかむ
ファシリテーターは準備力が命です!
もちろん、議題についての準備は大切ですが他にも準備できることはあります!
ファシリテーションが初めてという方は、まずははじめの一言(ロビイング)だけでも準備をしておきましょう!
例えば、
「本日ファシリテーターを務める○○です!司会は不慣れですが何とか議論をまとめたいと思いますのでご協力よろしくお願いします。」
と言うだけでも、自分自身をリラックスさせることができます。
また上級者向けですが、参加者に合った雑談を用意することで会議の良い雰囲気で会議をスタートさせることができます。
はじめの一言が一番緊張するの!
自己紹介するだけでもOKだニャ!
自分なりの仮説を用意する
議論を意味のあるものにするためには、目標を意識して会議をする必要があります!
会議の前にファシリテーターは下記を準備しておきましょう。
■会議の目的を決める
■テーマに関して自分なりの仮説を用意する
■会議のアジェンダを整理する
上記を準備することで意味のある会議の準備は完了です。
特に目的を決めることは最重要項目です。
(とりあえず、ミーティングを開いたけど議題があやふやで意味のない時間を過ごした経験はありませんか?)
目的を定めることで、準備する材料を絞ることもできるので効率良く仕事をこなすことができます
目的がわからなくなってカオスになる会議が多発してるわ!
ファシリテーターが議論を修正しなきゃだニャ!
また、アジェンダを整理して参加者全員に共有することで、参加者全員で会議を管理することができます。
ファシリテーター初心者は、「アジェンダを提示するだけでも同じ方向を向いて会議ができる」と言うことを覚えておきましょう!
正直にわかりませんと言う
ファシリテーターをやっていると、意見が深くなり自分では回答できない方向に議論が白熱する場合があります。
その際に、意見を求められた場合は素直に「わからない」ことを伝えましょう。
曖昧な答えをするよりは、「わからない」と正直に伝えた方が相手の信用をつかめることがあります。
わからないことは素直に認め、次回までに準備する、または担当外であることを相手に伝えましょう。
また、議論の意味は理解しているが、自分の意見がない、または自分の意見を言いたくない場面もあるかと思います。
その時は、「まだ自分の意見が固まっていませんが、、」と枕詞を入れることで意見が変わることもあることを相手に伝えることができます。
素直に「わからない」という姿勢で信用をつかめるニャ!
後ほど確認して伝えますという姿勢が大切よ!
02.徹底的に聞く
【ファシリテーションで”聞く”ときに必要な3つのポイント】
■序盤は否定的なコメントは控える
■会議の目的に立ち返る
■「どうぞ」の一言だけでもOK
序盤は否定的なコメントを控える
会議でうまく相手の意見を引き出すためには、意見を言いやすい環境を作ることが大切です!
参加者はみんな、序盤は場の状況をうかがっています。
この状況で、否定される雰囲気を作ってしまうと参加者からの意見を引き出すことができません。
会議の序盤は材料集めの気持ちで、なるべく否定的な意見を言うのを控えましょう!
(終盤は議論をまとめる必要があるので、否定する場面も出てきます!)
序盤は委縮しない環境を整えるニャ~
最後まで否定してはいけないわけではないのね!
会議の目的に立ち返る
議論を深めていくと様々な意見がテーブルに上がり、時には会議の目的から逸脱する場合があります。
例えば、マーケティング部門で商品のコンセプトを決める会議で、具体的な広告のクリエイティブ内容まで議論が発展したりなどしませんか?
議論の過度な発展を防ぐためににもファシリテーターは目的を常に意識することが不可欠です!
そのために、ファシリテーターは議論の階層を意識してファシリテーションに務めましょう!
そうすることで、細分化した議論を基に戻す意識が生まれ、自信をもって軌道修正することができます。
自分ではどうにもならない場合は、残り時間の提示して参加者全員にまとめる意識を持ってもらいましょう!
また、今回は扱いきれないテーマに議論がズレた場合は「これは是非、あらためて時間を設けて話したいテーマですね」と伝え、議論を修正すると良いと思います。
「これは是非改めて時間を設けたいですね」は重要フレーズだニャ!
「どうぞ」だけでもOK
意見を求める際に、うまく質問することは熟練のファシリテーターでも難しいことかと思います!
質問内容は浮かんでいないが、相手に意見を求めたい場合は「どうぞ!」や「○○さん、意見はありますか?」だけでも大丈夫です。
相手の表情を見極めて、意見を持っているのか、今話を振られるとまずいのかを見極めましょう!
また、アイコンタクトをすることで次に話を振っても問題ないか相手に確認を取ることも大切です。
どうぞ!だけなら私でもできる~
03.話しやすい場を作る
【ファシリテーションで”場を作る”ときに必要な3つのポイント】
■とにかく参加者に寄り添う姿勢
■ファシリテーターが言葉を積んで時間稼ぎ
■不意打ち禁止
とにかく参加者に寄り添う姿勢
ファシリテーターにとって話しやすい場を作ることは最重要項目と言っても過言ではありません!
ファシリテーターの心構えとして、「常に私はあなたの味方だ」と伝えることを意識しましょう!
具体的には相手の意見に対して、反復、要約、同調をするだけでもOKです!
相手は自分の意見が伝わったと感じて、意見することにポジティブな感情を持ってくれるはずです。
要約のコツは見出しを作るイメージで、相手の一番伝えたい内容を20~30文字程度で要約をしましょう。
(慣れるまでは大変です><)
また、合図多めでオーバーリアクションすることも重要です
初デートの心得みたいだニャ(笑)
ファシリテーターが言葉を積んで時間稼ぎ
参加者に意見を求めたい場面でも、いきなり質問しても相手の意見がまとまっていない可能性が高いです。
この場合は、ファシリテーターが言葉を紡いで相手に意見をまとめるまでの時間を作ってあげましょう!
この際に、使えるのが意見の要約と質問の再提示です。
今までテーブルに上がっている意見を要約したり、改めて質問内容をかみ砕いて伝えることで時間を稼ぐことができます。
要約するには慣れが必要そうね、、、
私はまずは質問の再提示で逃げ切るわ!
不意打ち禁止
参加者にとって一番怖いのは、不意打ちで質問が来ることです。
しかし、ファシリテーターとしては参加者に意見を言ってもらいこともあります。
参加者に意見を求める場合は、あらかじめ一人一言出番があることを伝えましょう!
例えば、会議のテーマを話し合う前に「今回の会議では、一人一言意見を求めたいと思います」と言うだけで相手は発言する心構えをすることができます!
不意打ちされた時に「終わったー」ってなるのよね!
初心者でもすぐにマネできるファシリテーションのコツ
上記のコツは身に着けるために時間がかかるものもあります!
ファシリテーター初心者はまずは下記だけでも意識して進行しましょう!
■はじめの一言を決めて会議に出る(自己紹介でOK)
■会議の目的だけ理解して共有する
■「わからない」と伝える
■序盤は否定しない
■質問が浮かばないときは、名前+「どうぞ」
■オーバーリアクションで相手を気持ちよくする
ファシリテーションの参考書籍
この記事は上記の書籍を参考に書いています。
著者の平石さんはAbemaプライムなどの人気ニュース番組のファシリテーターを務める方です!
ひろゆきさんや政治家など毎回違うゲストをまとめる名アナウンサーです。
この記事で載せていないことも記載してあるので、是非週末のスキルアップに読書してみてはいかがでしょうか?
詳しく読みたい方は下記のリンクで購入しましょう!
まとめ
ファシリテーションは一朝一夕で身につくことではありません!
しかし、意識して司会をしないと身につくのに時間がかかります。
準備、聞く力、話しやすい場を作るの3つのことを意識して超ファシリテーターを目指しましょう!
今日から早速使ってみるわ!
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