この記事ではマネジメントや教育で使える心理効果をまとめました。
簡単に理解できるようにシンプルに5つのみに絞っています!
この記事は下記のような方におすすめです
■先輩になった社会人やマネジメント職の方
■先生や塾講師の方
社会人で初めて人を教える立場になった人やマネジメント職の方は明日からでも使えるので引き出しとして持っておくと良いかもしれません!
新卒の教育担当を任されてしまった!
教えるの苦手なんだよね~
不安だわ!
それなら協力おまかせニャ~
明日から後輩とのコミュニケーションで使える心理効果を教えてあげるニャ!
心理学効果がなぜマネジメントや教育に必要なの??
そもそも心理効果なんて必要??
マニュアルあるから渡しておけばよくない??
確かにできる人ならそれでもOKニャ!
でも、モチベーション次第で仕事のできに違いが生まれるのは猫も若者も一緒ニャ~
確かに!私もそうだわ!
自分の仕事に忙しい中、後輩の指導を任されると不安が大きいですよね!
後輩の成長はもちろん個人のスキルや努力が100%ですが、その100%を発揮させられるかどうかは環境次第です。
そのため教えられる立場の人のモチベーションを高めたり、心理的安全性を担保するためにはコミュニケーションを工夫しなければなりません!
どのようにコミュニケーションを工夫すればよいかは心理効果からヒントを得られることもいいのです
もちろん、心理効果を学ぶことは絶対必要ということはないですが、引き出しとして持っていれば大きな武器となります!
損をしたくなければ、最後まで読んでみてください!
マネジメントや教育で使える心理学効果5選
ここではシンプルにマネジメントや教育で使える心理効果を5つ紹介します。
返報性の原理
返報性の原理は、人から受けた好意に対し、ポジティブな行動で返さなければいけないと思う心理効果です。
例えば、めちゃめちゃ怒る上司に言われたタスクは怒られない程度に行いますが、普段褒めてくれたり教え方が丁寧な上司のタスクは期待以上に頑張ることありませんか
社会人として正直には言えませんが(笑)
このように受けた恩を返そうとする心理効果を返報性の原理と言います!
先輩として後輩に使う場合は、「感謝」を多めに伝えましょう!
例えば、自分でタスクのスケジュールをまとめてきてくれた時や素直に相談してくれた時など小さなことでも「ありがとう」と伝えましょう。
これにより、感謝に応えるためにさらに頑張ろうと思えるかもしれませんし、後輩は自分のやったことが間違っていないと自信を持つこともできます。
アドバイスをする前に継続してほしいことは積極的に感謝すると良いかもしれません。
ここまで見てくれてありがとうニャ!
どんどん紹介していくニャ~
アンカリング効果
アンカリング効果とは入手できる情報が少ない時、その少ない情報から意思決定を行おうとする心理効果です。
例えば、普段は1万円のコップが今だけ3000円で買えますと言われたら安くなって買っちゃおうかなと迷いますよね!
これは、1万円という情報につられて、3000円という値段が安く感じるためです。
コップで3000円は正直高いですが、このように基準となる情報を与えることで、その情報を基に意思決定する心理をアンカリング効果と言います。
先輩として使う場合は、相手に選択肢を与えることでどちらかを自分の意志で選ぶように誘導しましょう!
例えば、タスクの整理をお願いしたいときに「タスク整理お願い」と頼むのではなく、「タスク整理お願いしたいだけど、ドキュメントでまとめるか、グーグルのアプリで整理するかだとどっちのほうが楽?」と聞くことで相手に選択肢を与え、選択に責任を持たせることができます。
ごめん!45分遅れる!!
なに、遅刻かニャ、、
むむむ
めっちゃ急いだから30分で間に合った~~
ニャ!ニャぜか早く来てくれたと感じるニャ!
遅刻してきたのに、、
ザイアンス効果
ザイアンス効果とは何度も繰り返し接触されることで、親近感が湧く心理効果のことです。
単純接触効果ともいわれていますね!
例えば、好きで何度も見る映画に出ていた脇役の俳優が、別の映画にも出ていたら応援したくなりますよね!
これは、好きな映画を何度も見たことで脇役の俳優に親近感が湧いているため、知り合いかのように応援してしまうのです!
先輩の立場として利用する場合は、毎日10分でもいいので朝会や夕会を行いましょう!
一緒に少しでもいるだけで心が開きやすくなるはずです!
そろそろ私にも親近感が湧いてきたころじゃない!
美人じゃにゃくても、モテるのは何度も話しかけてくれる人ニャ!
ピグマリオン効果
ピグマリオン効果は他者からの期待を受けることで学習成績が向上したり、仕事での成果が上がったりする心理効果です。
例えば、普段よくしている上司から社運を任されるような重要なプレゼンを任された際に普段より頑張ろうと思いませんでしょうか?
プレッシャーで押しつぶされてしまう可能性もありますが(笑)
このように、相手の期待に応えようを頑張る心理をピグマリオン効果と言います。
先輩としてこの効果を使用する場合は相手に役職や役割を与えましょう!
例えば、複数人の新卒を教えている場合は、リーダーや議事録リーダー、資料まとめリーダーなど役職をそれぞれ与えることで主体的な行動を起こせるかもしれません。
1人しかいない場合は、「教育ナレッジが整っていないから、次の新卒が来た時のために教えた内容をマニュアルとしてまとめる担当を任せてもいい??」と役割を与えることで主体的な行動を引き出すことができるかもしれません。
ここまで見てくれてありがとうニャ!とっても嬉しいニャ!
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このサイトが広まるかはあなた次第よ~
アンダードッグ効果
アンダードッグ効果とは劣勢にある状況の人に、同情心から応援したくなる心理効果です。
例えば、離婚や不倫で叩かれまくっている芸能人を見ると、個人のことだから周りがそこまで言う必要はないんじゃない?と逆に応援したくなりませんか?
このように、不利な立場にいる人を応援しようとする心理をアンダードッグ効果と言います。
先輩として使う場合は、素直に「君の成長次第で僕の評価が上がるんだ!今月別の指標やばいから二人三脚で一緒にがんばろう」と言いましょう!
意外に人間味のある先輩だな!と頑張ってくれるかもしれません。
今月エサの量が明らかにすくニャいニャ~
広告を押して収益でエサを買ってほしいニャ~
さすがに広告主様に悪いわ!
まとめ
以上、マネジメントや教育に生かせる心理効果でした。
マネジメント以外にも、恋愛やマーケティングなどにも応用できるので意識して使えるようになるといいですね!
このほかにも、色々な心理効果があるので他の記事も参考にしてみてください!
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